"平清盛"第3~4話の感想
2話続けて見ました。
ストーリー転換というか、4話ラストで清盛と忠盛の向かうベクトルが一致して、なんかこう…光がパァっと射した感じが好きでした。はじめからずっと空気が重かった分、一気に開放された感じですね。
まぁ、忠盛の内心が"王家の犬のままでは終わらん"というのは簡単に予想できてたことですが、やっぱり、その想いが物語の表に出てくると、来た来た!って感じましたね。一方、3話で清盛を叱責した「お前のやったことは海賊と変わらん」というのは、まったく論破できてないなぁ…なんて思いましたが。ちょっとあそこは、演出したいがためにムリヤリな展開に持っていったな、と気になりましたけど。まぁ、ドラマですからしょうがないですね。
平氏と源氏の対比、それぞれの嫡男の対比なんかもこの2話で描かれていて、展開としても分かりやすかったですし、朝廷のメンツのクセの強さも、良い意味で毒素となってますね。
真の敵は、朝廷か、源氏か、果たして…先の展開も楽しみです。