TOM1090’s diary

日記代わりに作成。とりとめなく書き綴る独り言。

"平清盛"第14~15話の感想

第14話では、弟・家盛の哀しみが露わとなりました。今まで我慢していた、知らず知らず抑えていたであろう、「私こそが」という想いが爆発しましたね。
腹違いの兄がいて…というのは、現代でもありますからねぇ。武士の時代と現代では感覚は違いますし、一昔前よりは家を継ぐという感覚も薄くなっているでしょうが、世襲をどうするか、というのは意識の根底には少なからずあるでしょうし。あとは、親の愛を真っ当に受けたい、というのもね。今回の話は、現代にも通ずる人間ドラマでした。
あとは、ラストの過去を交えた演出に、思わず涙がホロリと…。伏線のはり方~回収、お見事!

そして第15話は、弟の死を受けて様々な想いが交錯。ラストの忠盛・清盛のぶつかり合いは圧巻でした。中井貴一松山ケンイチ、そして和久井映見…皆さんの演技には惹きつけられます。

次回は、忠盛が最期を迎えるのか…そして、源氏が謀反を起こすのか…第16話です。